こういった疑問にお答えします。
目次
4つの行動タイプ
人間には4つの行動タイプがあります。
何か商品を売りたいときに、ランディングページを書くと思いますが、この4つの行動タイプに向けて書くと、思わず申し込みたくなる文章になります。
4つの行動タイプとは、人を行動させるための心理学です。
4つの行動タイプとは、
- メリットタイプ
- ソースタイプ
- ノウハウタイプ
- スーンタイプ
この4つです。
人間にはこの4タイプがいます。
「自分はどのタイプなんだろうか?」と意識しながら読んでみてください。
①メリットタイプ
メリットタイプとは、メリットがないと行動しないタイプです。
と思った方はメリットタイプですね。
- それをするとどんなメリットがあるのか?
- 逆にやらないとどんなデメリットがあるのか?
など、メリットを提示されり、理由がわかると行動するタイプです。
たとえば、筋トレを例に出します。
と言われたときに、
と思う人はメリットタイプですね。
メリットタイプの人には、
- 筋トレをすると、新陳代謝が上がり太りにくくなる
- 筋トレをすると、体脂肪が落ちモテるようになる
などを言ってあげると、モチベーションが上がり、行動するようになります。
日本人に多いタイプと言われています。
②ソースタイプ
ソース(source)タイプとは、証拠や事実、歴史などがわかると行動するタイプです。
たとえば、
と言われたときに、
と思う人はソースタイプですね。
ソースタイプの人には、
というように、権威性や実績がある人を出すと行動してもらいやすくなります。
本をよく読む人にソースタイプが多いと言われています。
③ノウハウタイプ
ノウハウタイプは、やり方がわかると行動するタイプです。
たとえば、効果的に痩せる方法は、
- 筋トレをする
- 食事制限をする
- 有酸素運動をする
といったように、やり方やステップが具体的にわかると行動するタイプの人です。
ノウハウタイプの人は、メリットや証拠がわかっても、具体的な方法がわからないと行動に移せません。
④スーンタイプ
スーン(soon)タイプは、聞いたらすぐに行動するタイプです。
という人がスーンタイプです。
「とりあえずやってみてダメなら、次のことをやるだけ!」というタイプですね。
このタイプには、実例好きな人が多いです。
他の人の成功実例を見たら、何も考えないですぐに真似したくなるような人です。
タイプは1つだけとは限らない
あなたはどの行動タイプでしたでしょうか?
このタイプは1つだけとは限らず、すべての人が4つの要素を少なからず持っています。
- ソースタイプ
- メリットタイプ
- ノウハウタイプ
- スーンタイプ
のように、どのタイプが強くて、どのタイプが弱いか、ということです。
まずは自分がどのタイプなのかを把握してください。
基本的に、僕たちは何かを説明するときに自分のタイプで説明しようとします。
たとえば、ダイエットについて、③のノウハウタイプの人が教える場合は、ダイエットのやり方から教えてしまうということです。
しかし、相手が②のソースタイプだった場合、全然話を聞いてくれないわけなんです。なぜなら、証拠やデータがないからです。
他にも、「メリットタイプ」の人に「今すぐにこれをやってみて!」って言ったらどうなるでしょうか?
「理由を教えろよ」と思いますよね。
逆に、「スーンタイプ」の人に、メリットとかデータを長々説明すると、「話が長い」って思われますよね。
全タイプに発信する
1対1で話す場合は、相手のタイプに合わせて会話をすればいいのですが、インターネット上で発信する場合は、全タイプに向けて発信しないといけません。
1つのタイプだけに説明をすると大勢の人に読んでもらえないからです。
一般的に、①のメリットタイプと②のソースタイプが強い人が多く、それぞれ33%以上で、全世界の人口の7割を占めていると言われています。
つまり、インターネット上で文章を読んでもらうには、多いタイプの順番で文章を書いていく必要があります。
そのうえで、相手に行動してもらう最も効果的な流れは、
- メリットタイプ
- ソースタイプ
- ノウハウタイプ
- スーンタイプ
この順番で書くことです。
この順番で書くと、どんな人でも読んで行動してくれます。
これはブログやメルマガの文章だけでなく、1対1で話すときやセミナーでも使えるテクニックです。
ぜひ、意識して使ってみてください。