こういった疑問にお答えします。
この記事を書いている時点の僕は、フリーランス歴7年でいまだに失敗といえる失敗をしたことがありません。
それはこの記事でお伝えする5つのポイントを常に意識していたからです。
ということで、今日は「フリーランスとして気をつけること」をご紹介します。
フリーランスもいいことばっかりではないんですけどね。
目次
最初はすべて一人でやってみる
そもそもフリーランスとは何かと言うと、Wikipediaには、
特定の企業や団体、組織に専従しておらず、自らの技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主もしくは個人企業法人である。
と書いてあります。
要するに、会社や団体などに所属しないで、一人で仕事をする人のことです。
会社にいれば、何もしないでも給料がもらえますが、フリーランスの場合は何もしなかったら、1円すら入ってこないわけです。
商品づくりや集客、販売、経理まですべて一人でしなければなりません。
もちろん、最初から外部に委託することもできますが、最初は一人で一通りやってみることをおすすめします。
というのも、すべて一人でやることで、外部の業者に任せる段階に来たときに、自分と業者の比較ができるからです。
業者でもいい加減な仕事する人、結構多いので、最初のうちは苦手でも一通りやってみることをおすすめします。
というわけで、一つ目にフリーランスとして気をつける事は「委託せずに最初はすべて一人でやってみる」ということです。
自己流でやらない
フリーランスとして気をつけたほうがいいことの2つ目は、「自己流でやらない」ということです。
フリーランスとして独立して失敗する人の多くは、自己流でやってしまうということです。
なので、初めのうちは オリジナルを出そうとせず、ひたすら真似をすることが成功の最短ルートです。
ポイントは、「99%ではなく、100%真似する」ということです。
考え方やスキルだけでなく、話し方や文章までです。目標とする人を見つけたら、ひたすらモデリングすることです。
「守破離」という言葉があるように、完全にその人をモデリングできたら、型を破って自分流にしていけばいいのです。
借金はしない
3つ目に気をつけた方がいいことは、「借金はしない」ということです。
フリーランスの方がなかなかうまくいかないときにやってしまうこと、それが借金です。
フリーランスなので、うまくいかないと一銭も入ってきませんからね。
とはいえ、中には借金でうまくいく人もいます。
たとえば、借金をプラスに捉えて、
「よっしゃ!半年以内に返済するぞ!」
と思える人は上手くいきますが、借金が強いストレスになる方は借金しないほうがいいです。
もし30万欲しいときは、家財道具や車をすべて売り払って スマホも解約すれば貯まると思います。
でも、多くの人はそこまで徹底してやらず借金という手軽な方法に逃げてしまいます。
借金する前にやれる限りのことをすべてやることが大事です。
やれることすべてやって初めて借金をすべきかどうかを考える タイミングに入れると僕は思います。
世界一の投資家であるウォーレン・バフェットさんが
「借金しない限り破産も倒産もない」
とよく言っていますが、借金さえしなければ失敗することはありません。
ライバルがいないニッチな市場を狙う
4つ目に気を付けることは、「ライバルがいない市場を狙う」ということです。
多くの人はライバルが多い市場を選んでしまいがちですが、ライバルが多い市場に入ってしまうと実績がある人には勝てないので、最初はニッチな市場を狙うことをおすすめします。
「○○といえば、あなた」と認知されるようになるまでニッチを絞ってください。
たとえば、僕の場合は、「カフェ会といえば、宇佐美」と言われるようにまでなりました。グーグルで「カフェ会」と検索すると僕のサイトがトップページに出てきます。
何でもいいです。世界一になってください。
「便所掃除世界一」でも何でもいいので、ニッチを絞って、地域、市内、県内、日本、世界でNo.1になってください。
ニッチは永遠です。
この世からニッチがなくなるということは、この世から全ての問題が解決され、全ての人間がハッピーになることを意味しています。
全ての人間が満たされることはどの市場においても永遠にありません。つまり永遠に続くということです。
ニッチこそが僕たち個人(フリーランス)が稼げる唯一の手段なのです。
情熱があることをする
ニッチを狙うことをおすすめしましたが、ただニッチを狙うだけでは長続きしません。なので、「情熱のあること」を仕事にしてください。
これがフリーランスとして5つ目に気を付けることです。
「情熱だけは誰にも負けてはいけない」
とパナソニック(旧松下電機)の松下幸之助さんもおっしゃっています。
『情熱のあること』と言われても、正直よくわからないと思いますが、一言でいうと、たとえ1円も儲からなくてもやりたいと思えるビジネスかどうかということです。
もし、情熱のあることを発見できないのであれば「とりあえずやってみる」ことをおすすめします。
僕は迷ったときは、いつも“とりあえず”スタートしてみます。
一昔前のビジネスの世界には『PDCAサイクル』という言葉がありました。
- Plan(計画)
- Do(実行)
- Check(評価)
- Act(改善)
の略です。
計画を練って、実行して、評価してそして改善して行くという順番です。このPCDAサイクルを守るとビジネスが上手く進むという法則でした。
しかし、現代のスピードの速すぎる時代では、Plan(計画)をたてすぎる人は取り残されるようになってきました。
今の時代は『とりあえずDo』出来る人でないと勝ち残れません。
考えすぎないでとりあえず行動してみる、ということが大事です。
大きなリスクをとることはおすすめしませんが、何か1つ思いついたら「とりあえず」やってみて、それから検証・改善をする、今の時代はそんな人がフリーランスとして上手くいっています。
僕たちのような個人は、このスピードの速い時代に『とりあえずDo』していかないといつまでたっても成功できません。
ただつまづいて止まるくらいなら「とりあえず」スタートして下さい。