イベンターとしてこれまで何千人の人とお話ししてきましたが、
「好きなことが見つからない」
という方と沢山出会ってきました。
好きなことを見つけるのって結構難しいんですよね。僕も見つけるのにかなり時間がかかりました。
ちなみにこの記事を書いている時点での僕は、西日本最大級の交流会の代表としてこれまで2年間で8500人ほど動員しお話ししてきましたので参考になるかなと思います。
ネガティブ感情が鍵
僕自身、好きなことを見つけれたのは、ネガティブな感情に着目したからでした。
ネガティブな感情というのは、嫌いなことや苦手なことをするときに抱く感情ですね。
例えば僕の場合、仕事柄、大勢の人前で話すことがあるのですが、毎回めちゃくちゃ緊張するんですよね。
何回やっても苦手です。 数年前に比べれば少しは慣れましたが、それでも苦手です。こういった感情がネガティブ感情です。
皆さんも、何かするときに、ネガティブな感情を抱くことがあると思います。
たとえば、「私は初対面の人と話すのは苦手です」という人もいると思います。
苦手なことは見つけるのは簡単
先ほども言いましたが、好きなことを見つけるのって結構難しいんですよね。でも、嫌いなことや苦手なことって案外見つけるのは簡単なんです。
もし、何かするときにネガティブな感情を抱いたら、
「自分ってこういうの苦手なんだな」
「今、居心地の悪いのを感じているな」
と客観視してみてほしいのです。紙に書き出してみるのがオススメです。頭が整理されますので。
その上で、
「心地いいのはどんな瞬間かな?どんな行動かな?」
「ストレスなくできるは何かな?」
と自問自答して、自分の強みを最大限に活かせる環境や行動を選択していけばいいんです。
好きなことがわからないのは仕方ない?
好きなことやワクワクすることがわからないというのは仕方がないんです。
というのは、今の学校教育が、嫌いなことや苦手なことを克服させる教育だからです。好きなことや得意なことを伸ばす教育ではないですよね。
その結果、自分が本当に好きなこととか、ワクワクすることがが見えなくなってしまっているわけなんです。
『就職活動』がいい例ですよね。
「自分は何が好きなのか?」
「自分とはどういう性格なんだろうか?」
などいろいろなツールで自己分析をすると思いますが、結局よくわからず、
「とりあえず、一部上場企業に行こう」
「給料が高い会社に行こう」
というように、最終的に周りの友達と比べて良い会社かどうかで会社を選んでしまうわけなんです。僕みたいに。笑
ネガティブな感情というのは、一見、悪いように思われるかもしれませんが、 本当の自分自身を見つけるチャンスなんです。
ぜひ、試してみてください!