こういった疑問にお答えします。
目次
多くの人は集客する方法にしか目がいかない
多くの人は、イベントを主催したり、コミュニティを運営するときに、集客の方法ばかりを勉強しようとします。
たしかに、参加者(メンバー)がいないとイベントを開催したり、コミュニティを運営したりできないので、集客方法を学ぶことは大事なんですが、それよりも大事なことがあります。
それは集客した後です。集める前よりも集めた「後」が大事なんです。
つまり、集客してイベントを開催した後の分析が大事になってくるというわけです。
どんな分析をすべきか
ではどんな分析をすればいいのかというと、参加者の方が、
- どんなメディアを見て参加したのか
- 口コミなのか(紹介なのか)
- 普段どんなメディアを見ているのか
- どんな検索ワードでヒットしたのか
- なぜ参加しようと思ったのか
などをアンケートをとったり、ヒアリングをしたりして分析するということです。
一つずつ解説していきます。
①どんなメディアを見て参加したのか
まず、参加者の方がどんなメディアを見て参加したのかを調査します。
ホームページを見て参加したのか、SNSを見て参加しようと思ったのかなどを調べていきます。
また、無料の告知サイトから申し込みがあった場合は、どの告知サイトから申し込みがあったのかを集計していきます。
期間は1か月ぐらいがいいですね。
たとえば、
- ホームページ…20人
- インスタグラム…19人
- フェイスブック…8人
- ジモティ…4人
- Google広告…2人
- こくちーず…0人
の場合、ホームページやインスタグラムにより力を入れていけば、もっと集客できることがわかると思います。
逆に、Google広告やこくちーずは集客力がないとわかるので、やめてもいいということです。
また、この人数を把握することでどこに広告を打てばいいのかがわかります。
たとえば、インスタグラムとジモティでは、インスタグラムの方が明らかに反応が良いので、こちらの広告を打っていけばいいわけです。
この分析をすることで、最小の時間と労力で集客することができます。
②口コミなのか
次に、紹介(口コミ)なのかを調べいきます。
口コミは最強のマーケティング手法になります。
お客さんがお客さんを呼び、コストをかけずに集客することが可能になるからです。
口コミでの参加がない場合は、
- コンテンツを見直すか
- 口コミが起こる仕組みを作る
ことを検討してください。
口コミでの参加がない理由の一つに、そのコミュニティやイベントがだれかに紹介しようとは思わない、価値を感じなかったからということが考えられます。
ですので、まずはそのコンテンツ内容を見直してみてください。
次に、口コミを起こすには、口コミが起こる仕組みを作ればいいわけです。
たとえば、
- 友達をイベントに連れてきたら割り引く
- SNSでイベントの感想をシェアしてくれた場合、次回の参加費を半額にする
- QRコードつきの名刺を作り、友達に紹介しやすくする
といった方法があります。
③普段どんなメディアを見ているのか
次に、参加者が普段どんなメディアを見ているのかを調べていきます。
たとえば、アンケートを取り、
- YouTube
- インスタグラム
- ツイッター
- フェイスブック
- tiktok
- その他
の中から普段よく見ているものを2つチェックしてください。
のように調査していきます。そうすると、
- YouTube…20人
- インスタグラム…15人
- ツイッター…10人
- フェイスブック…5人
- tiktok…3人
- その他…5人
のような結果になった場合、
- YouTubeやインスタグラムに広告を出せばいい
- YouTubeやインスタグラムのアカウントを育てていけばいい
というのがわかると思います。
④どんな検索ワードでヒットしたのか
次に、どんな検索ワードでヒットしたのかを調べていきます。
これはホームページを作成している場合です。
たとえば、参加者の中に
「福岡 コミュニティ」で検索してきました。
という人が何名かいた場合、一度あなた自身も検索してみてください。あなたのホームページ(記事)が検索でヒットするはずです。
その記事をリライトして、より上位にヒットさせることができれば、集客力が高まります。
SEO対策を極めれば、何もしなくても集客できるようになります。下の記事で解説しましたのでそちらも一緒にご覧ください。
⑤なぜ参加しようと思ったのか
次に、なぜ参加しようと思ったのかを調べていきます。
イベントを主催したり、コミュニティを運営するときは、初めに募集文を作成すると思います。
たとえば、参加理由で
- 少人数で話しやすそうだったから
- イベントの写真が楽しそうだったから
- 人脈がたくさんできると書いてあったから
という調査結果が出た場合、そういった言葉や写真をより強調したり、作り直すことで参加率がアップするというわけです。
まとめ
- どんなメディアを見て参加したのか
- 口コミなのか(紹介なのか)
- 普段どんなメディアを見ているのか
- どんな検索ワードでヒットしたのか
- なぜ参加しようと思ったのか
これだけでもかなり今後の集客力が変わってきますので、ぜひ試してみてください。