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筋トレ初心者がコンテストに出場するメリットとデメリットは?

コンテストに出場しようか迷っています。筋トレ初心者がコンテストに出場するメリットとデメリットを教えてください。

という質問をいただきましたので、この記事は筋トレ初心者の僕が先日、初めてフィジークの大会に出場した経験を踏まえて、メリットとデメリットをシェアしたいと思います。

目次

筋トレ初心者がコンテストに出場するメリット

バキバキな自分に出会える

これが一番大きいメリットだと思います。

大会でもない限り、極限まで絞るということはないと思います。

大会やコンテストにエントリーすることで、期日が決まります。要するに、目標が定まるわけです。

僕の場合は、周りの人に出場することを公言することで、逃げられない状況をあえて作って、自分を追い込んでいました。

「こんな腹筋、どこに隠れてたんだ」と自分でびっくりするぐらい衝撃を受けました。新しい自分に出会いたい場合は非常にオススメです。

仕上がり体重が把握できる

2つ目のメリットは、仕上がり体重が把握できるということです。

僕の場合は、8月の大会に向けて4月から減量を始めましたので、減量期間は4か月間でした。

4月1日の時点で77キロだったのですが、何キロで仕上がるのか全くわかりませんでした。とりあえず4月1日時点での体脂肪率を元に、65キロを目標に減量計画を立てました。

7月半ばに65キロ達成したのですが、ジムのトレーナーさんから、

あと5キロですね~

と言われてしまい、その日から過酷な減量が始まりました。

結局、60キロまで落とすことができました。

4月1日(77キロ)

7月20日(65キロ)

8月8日(60キロ)

ただ、大会当日、入賞した選手たちを見ると、最低でもあと2~3キロは落とさないと入賞は難しいように感じました。

間近で入賞した選手たちを見ると、自分との絞りの違いがよくわかりましたので、ここは大会出場のメリットだと思います。

最後の2週間は1日2回有酸素運動をしたり、カーボディプリートを8日間入れたりしたので、脂肪だけでなく筋量もかなり削られてしまいました。

次回大会に出場するときの減量プランとして、

  • 5か月間は減量期間をとる
  • 増量しすぎずに+5~10キロを維持し、3~4か月で減量する

のどちらかをやってみようと思います。

自分に向いている減量方法がわかる

初めての減量でしたので、何から始めたらいいかわからずYouTubeで調べていたら、マッスルグリルさんが考案する減量飯「沼」を発見しました。

ガッツリ食べても罪悪感ゼロ! 究極のバードめし

よし、沼を食べて減量しよう!

と早速、10合炊きの炊飯器を購入し、毎日食べることにしました。

PFCのバランスはP:F:C=4:2:4でしたので、 一般的にはローファットダイエットと言われている方法です。

「沼」以外のレシピも豊富でしたので、「今日は沼で、明日はマグマ、明後日はセメント」という感じで、楽しみながら食事をすることができました。

何と言っても料理が楽なんですよね。炊飯器に食材たちを放り込んでピッと押すだけですから。

そして、減量も順調に進み、毎月4キロずつ安定的に減量することに成功しました。ほんと、マッスルグリル様様です。

しかも、筋量をほとんど落とさずに、目標の65キロを達成することができました。

その後、減量を一気に進めるために、ケトジェニックダイエット(炭水化物をとらないダイエット)に移行したのですが、そこで筋量が一気に落ちました。

おそらく自分には炭水化物を減らすダイエット(ローカーボダイエット)よりも、脂質を減らすダイエット(ローファットダイエット)が合っているのだと思いました。

ただ、ケトジェニックダイエットをしたことにより、これまで全くやっていなかったカロリー計算が上手くなりましたので、やってよかったと思います。

自分の弱い部位がわかる

ジムで一人でトレーニングしているだけだと、比較対象がないので、自分のどこが弱点部位がわからなかったんですよね。(というか、気にしたこともありませんでした)

しかし、大会で選手たちと並んでみると、「自分のここが弱い」というのが視覚的にわかり、「次の大会までにここを改善しよう」という新たな目標ができました。

出場団体の雰囲気がわかる

今回、フィジークの大会に出場するということで、アンチドーピングを徹底しているJBBFの大会に出場しました。

ただ、話には聞いていましたが、選手もお客さんも引くぐらい運営側がグダグダで、十分な準備ができずにステージに立つことになりました。

「小学校の学芸会の方がまだマシじゃね」と思うぐらいひどかったですね。

次回は別の団体の大会に出場してみようと思います。

日サロでどのくらいで仕上がるかわかる

JBBFでは基本的には日サロで肌を焼いていく必要があるのですが、コンテストや大会に出場しない限り、日サロに行くことはないですよね。

僕は下の記事にもあるように、超色白で敏感肌ということもあり、減量開始と同時に日サロに通うことにしました。

週1ぐらいのペースで4か月通ったのですが、大会2週間前で「ちょっと甘いかな~」と感じ、1つ強いマシンで週2~3回に頻度を上げて、何とか仕上げることができました。

今回は、大会直前に頻度を上げたせいで、少し皮がむけてしまったのが次回の課題です。次回の大会では、1か月前から一つ強いマシンを使い、頻度は上げずに週1のまま仕上げようと思います。

筋トレ初心者がコンテストに出場するデメリット

日焼けをしないといけない

メリットのところでも申し上げましたが、JBBFの大会に出場するときは日サロに通う必要がでてきます。

大会直前の1,2週間は、仕事に支障がでるほど肌が黒くなるので、営業のお仕事をされている方はやめた方がいいかもしれません。

JBBF公認のカラーリングサロンなどもあり、 「シミができるから日焼けしたくない」「仕事に支障がでるからヤダ」という方にはオススメです。

ただその場合、下地ができていないので、ムラができてしまう可能性があります。できれば、下地をある程度作ってから、カラーリングをするのをオススメします。

お金がかかる

JBBFのフィジークの場合、選手登録で12000円、ボディビルの場合は20000円かかります。また、各大会にも出場料が5000円ほど要します。

また、日サロに通う場合、10万円弱はかかると思います。

食費に関しても、ケトジェニックダイエットをする場合、脂質を多めに摂らないといけないので、ローファットダイエットに比べ、お金がかなりかかってきます。

大会当日の交通費、宿泊費などもかかってきますので、合計するとバカにならない金額になります。

寝れない

ケトジェニックダイエットをする場合、炭水化物を抜くので、血糖値が変動しません。そのため、眠気がなかなか訪れず、寝つきが悪くなってしまいます。

僕自身、残り2週間はケトジェニックダイエットをしていたので、ほとんど睡眠をとることができませんでした。1,2時間ぐらいでパッと目が覚めてしまい、寝たいのに寝れない状態で、日中はフラフラでした。

仕事との両立が難しい

減量中は食事がかなり制限されます。

飲み会が多い職場の場合、「今日はチートデイにするか」ということで行くこともできますが、頻繁に行くわけにもいきませんよね。

減量末期になってくると、毎回断ることになるので、居心地が悪くなってしまいます。

また、先ほどの日サロの話にもありましたが、減量末期は真っ黒になりますので、職場や営業先で二度見されることが少なくありません。

他にも、営業先で出されたお菓子をつい食べてしまい、食欲が爆発し、大会出場を辞退したという話もよく聞きますので、やはり仕事との両立が難しいようです。

初心者ボーナス期間を逃す

筋トレには、初心者ボーナスというのがあり、初心者ほど筋肉がつきやすく、経験者ほどつきにくいという傾向にあります。

期間は半年~1年で、長くても2年ぐらいなので、この期間に減量するのは非常にもったいないです。もし出場するなら2年~3年目ぐらいにした方がいいです。

僕の場合は、筋トレ歴1年半で重量がどんどん上がっていた時期、つまり、初心者ボーナス期間真っ只中だったので、「ちょっともったいなかったな~」という感じがしますが、それ以上に色んな経験ができたので、出場して良かったと思っています。