前回は、手に取りやすい商品を作ろうというお話しをしましたが良いアイディアは思いつきましたか?
今回はイメージしやすいように、手に取りやすい商品の具体例をセミナー毎にご紹介します。
対談セミナーの場合
対談セミナーをする場合、自分で開催する1dayセミナーなどが手に取りやすい商品になります。
対談中、もしくは対談後に参加者の皆さんに「自分でも1dayセミナーを開催していますのでよかったら聞きに来てください」と言って誘導していきます。
そして、1dayセミナーに参加してくださった方に「○○講座をやっていますので、より深く学びたい方は参加してください」と言った感じで案内していきます。
- 対談(無料~少額)
- 1dayセミナー(少額)←手に取りやすい商品
- 講座(高額or継続)←本来売りたい商品
セッションセミナーの場合
セッションセミナーを受けに来てくれた方に対して、講座を案内します。
そして、講座を受講してくれた方に対して、本来売りたいコンサルを案内していきます。
- セッション(無料~少額)
- 講座(少額)←手に取りやすい商品
- コンサル(高額or継続)←本来売りたい商品
ワークショップセミナーの場合
たとえば、ランディングページ制作のワークショップを開催したとします。
しかし、ランディングページを一緒に作るといっても、自分一人で作成するのは結構難しかったりするんですよね。
そこで、「実は、代わりに作るサービスをしています」とお伝えすることで、受託をとることができます。
このサービスを高額商品としてもいいんですが、もし広告運用代行を販売したい場合、「LPを作っただけではアクセスが集まりませんよね。でも広告を上手く使いこなすとアクセスを一気に集めることができますよ」と案内することで、広告運用代行のサービスも販売することができます。
- ワークショップ(無料~少額)
- 受託(少額)←手に取りやすい商品
- 代行(高額or継続)←本来売りたい商品
お金を払う経験をさせることが大事
お金を払う経験をさせることが大事になります。
そこで少額で利用してもらい、信用を作ってください。前回お伝えしましたが、信用があると次の商品が売りやすくなるんです。
なので、あえて手に取りやすい商品を先に置いておくことが大事なんです。
手に取りやすい商品(フロントエンド商品)は、本来売りたい商品(バックエンド商品)に関連していて繋がるようにつくります。
ご自身のサービスに当てはめてみて、「バックエンド商品を売るために、どんな商品をフロントエンド商品にすればいいかな」と考えてみて下さい。