交流会(カフェ会、お茶会、読書会など)、教室、セミナーなどのイベント集客においてかなり大事になってくるのは理念の明文化です。
つまり、
- なぜイベントをやるのか
- なぜあなたがやるのか
といったことを明確にして、アピールしましょうという話です。
この記事を書いている時点での僕は、イベント集客で年間5400人以上を安定的に集客できるようになりましたので、ある程度は信用しても大丈夫だと思います。
1.理念に共感してくれる
理念を明文化することで、理念に共感してくれた人が参加してくれます。
たとえば、僕がやっているイベントの場合、
「人との出会い」によって「多様性」を身につけてほしい
そんな想いでやっています。この理念に共感して参加してくださる人も多いです。
2.ライバルと差別化できる
同じ地域にライバルがいない場合は、理念を作らなくても集客できますが、ライバルが多い地域だと差別化する必要があります。
それが理念です。理念を作ることでライバルと差をつけることができます。
3.意思決定の動機が損得にならない
理念が明確になっていないと、何をするにも損得で選んでしまいます。要は、お金がもらえるかもらえないかで判断してしまうということです。
たしかに、お金も運営していくうえでとても大事ですが、目先の利益にとらわれすぎると、お客さんのニーズが見えなくなり、お客さんが離れていきます。
お客さんもバカではありませんので、その人のホームページやイベントページを見れば、「あ、ここはお金のためにやっているんだな」と気づきます。
イベントもビジネスです
ビジネスとはお客さんの悩みを解決したり、願望をかなえてあげるものです。
お客さんに満足がいくイベントを開催することで初めてビジネスといえますし、リピーターもどんどんできていきます。
間違った方向に進まない
また、お茶会・パーティーなどのイベントをやる場合、ある程度継続していたら、「自分の商品をイベントで紹介してください」という人や会社が現れてきます。
そういったときに、お金がもらえるからといって、自分が使ったこともない商品をお客さんにどんどん紹介していくと、一時的にはお金が入ってくるかもしれませんが、お客さんは二度と戻ってきてはくれなくなります。
生涯顧客価値を常に意識しましょう。目先のお金に振り回されないで下さい。そうすれば、長期的に見れば大きなプラスになることの方が多いです。
まとめ
いかがでしたか?
理念を明確にして、明文化することで、
- 理念に共感してくれるお客さんが来てくれる
- ライバルと差別化できる
- 意思決定の動機が損得にならずに長期的に運営できる
といったメリットがあります。
理念を考える際のコツは、「〇〇による社会貢献」という形を考えてみることです。
大切なのは、なぜあなたがそのイベントをやっているのかです。その想いが大事なんです。人は理念に共感するのです。
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