人間関係でうまくいく秘訣はありますか?どういうわけかいつも悪い方向に向かっていきます。なぜでしょうか?
こういった疑問にお答えします。
3タイプの人間
世の中には3つのタイプの人間がいます。
- 与える人
- 奪う人
- バランスを取る人
この3つのタイプがいます。
「与える人」というのは、気配りができて、利他の心を持っている人です。見返りを求めずに情報やモノなどを人にどんどん与える人です。
「奪う人」というのは、人から何かをしてもらったときにお返しをしなかったり、何でもタダでほしいという人です。自分だけが満足すればいいという人です。
「バランスを取る人」は、人からしてもらった分だけ返す人です。逆に、何もしてもらわなかったら何をしないという人です。
あなた自身がどれにあてはまりますか?
自分がどのタイプにあるのかを見つけるゲームをご紹介します。
最後通牒ゲーム
「最後通牒(つうちょう)ゲーム」というゲームを聞いたことありますか?
理解しやすいように例を出します。
たとえば2人の人物がいます。一人はあなたで、もう一人は初対面の人(以下、Aさん)をイメージしてください。
そして、目の前に100万円があります。
ルール
- 50万円を二人で相談して分ける
- どちらかが提案を拒否したらど、ちらもお金はもらえない
50万円で分ければ、どちらも嬉しい結果になります。
しかし、もしAさんが、
自分の方が多くないとヤダ。僕が70万で、あなたは30万円ね
って言ってきたとします。
この提案にあなたがOKしたら、この取り分で決定しますが、このゲームの興味深いところが、相手の取り分が多い場合、もう片方(あなた)は提案を拒否してしまう人がいることなんです。
でも、提案を断ったら、両方とも0円なんです。断らなかったら30万円もらえますよね。でも断るんです。
普通に考えたら1円でも多くもらえた方が得なんですが、最低でも50%もらえないと気が済まないわけなんです。
このゲームでわかるのは、
- 与える人…相手の提案に応じ、妥協できる人。
- 奪う人…自分の取り分を1円でも多くしようとする人。ここでいうAさん。
- バランスを取る人…五分五分じゃないと納得できない人
あなたはどのタイプでしょうか?
奪う人と付き合わない
人間関係でストレスを受けないためには、奪う人とは付き合わないことです。
奪う人の見分け方をいくつかご紹介します。
自分の写真が多い
インスタグラムやFacebook、ブログなどを見ていると自分の写真が多かったり、自分の写真が大きすぎたりする人いますよね。
こういった特徴がある人は「奪う人」の場合が多いです。
口癖が「私は」
口癖が「私は」という人は「奪う人」の場合が多いです。
たとえば、会社である目標を達成したときに、
「私がやりました」
「自分のおかげで成功しました」
という人です。
契約書を交わしたがる
何かビジネスするときに
契約書はどうしますか?
と言う人は「奪う人」の可能性が高いです。
また、すぐに報酬の話をする人も「奪う人」の傾向が強いです。
たとえば、
一緒にビジネスをやりませんか?
と言ったときに、
では、報酬の取り分はどうしますか?
とすぐにお金の話をしたりする人です。
こういう人とビジネスをしない方がいいです。
他にも色々ありますが、こういう人が奪う人の特徴なんです。
まとめ
自分は奪う人かも?
と思った方は奪う人から与える人へシフトしてください。
ただ、「奪う人」になってしまうのは仕方のないことなんです。
というのも、これまでの学校教育や社会活動で、誰かを蹴落としてでも生きていかないといけない仕組みになっているからです。
これからは、その考え方をやめて、「人に与えよう」という考え方をぜひ持ってみてください。
その方がずっと人間関係でも仕事でも上手くいくはずです。