北九州といえば「治安が悪い」「成人式が怖い」「不良が多い」などマイナスのイメージを持つ方が多いですが、誇れるところもたくさんあります。
その一つに「夜景」があります。2018年には北九州市は夜景が素晴らしい街として「日本新三大夜景都市」に認定されています。2022年の改選では、強者揃いの大都市を抑えて、なんと北九州市が全国1位を獲得しました。
この記事では、北九州にある日本夜景遺産7つをご紹介します。 (動画でも見れます!)
皿倉山
北九州のシンボル的存在である皿倉山から見える夜景は、 『100億ドルの夜景』と謳われ、新日本三大夜景に認定されています。
標高622mの山頂からの眺めは圧巻で、若戸大橋や洞海湾一帯、小倉の街や関門海峡まで大パノラマで北九州市の夜景を堪能できます。
山頂にはデートスポットとしても人気が高い「天空ドーム」があり、ハート型のオブジェに南京錠をロックすると恋愛成就できるという噂も。土日・祝日の夜は天空ドームがライトアップされるので、さらにロマンチックになります。
高塔山公園
標高124mの高塔山の山頂にある公園には展望台があり、戸畑区や若松区の夜景、特に日本製鐵(旧:新日鐵住金) の工場群やライトアップされたときの若戸大橋の輝きは印象的です。 標高が低く、街との距離が近いことから迫力あるパノラマ夜景を視界一面に楽しむことができます。また、駐車場があるので、車でも行きやすい夜景スポットです。
足立公園
足立公園は、足立山麓に広がる自然豊かな展望公園です。小倉駅を中心とした繁華街の夜景、奥には活動的な光や煙を放つ工場群の夜景など、北九州エリアの夜景が一望できます。 夜景の美しさだけでなく、雰囲気やアクセスも好条件なためか、週末はカップルで駐車場が埋まるほどの賑わいを見せます。
和布刈公園第二展望台
「和布刈第二展望台」は、自然に配慮した木製のテラスデッキがあり、海側駐車場から関門海峡と関門橋が一望できます。第2展望台の横には、 源平合戦における最後の戦いである壇ノ浦の戦いをモチーフにした、有田焼の陶板1,400枚を用いた国内最大級の有田焼の大壁画があります。 映画「ザ・マジックアワー」のロケ地としても知られており、響灘に沈む夕日を観に来る人も多いです。
[kanren postid=”5195″]門司港レトロ展望室
門司港レトロ展望室は、日本を代表する建築家である黒川紀章氏が設計した高層マンションの31階にあります。高さ103mのガラス張りの展望室から門司港レトロや関門海峡、下関市を見渡せます。11月下旬からは門司港レトロ地区の建造物のライトアップやイルミネーションがとてもロマンチックで、デートスポットとしても人気です。展望室には 「AIR’S CAFE」 というカフェが併設されており、ゆっくりとお茶やスイーツを楽しみながら夜景を一望できます。
小倉イルミネーション(期間限定)
小倉イルミネーションは、2001年よりスタートし、毎年県内外から多くの観光客が訪れる北九州市の冬の風物詩です。ライトアップされた小倉城と、紫川周辺のイルミネーションのコラボレーションは絶景です。
戸畑祇園大山笠(期間限定)
戸畑祇園大山笠は、 国の重要無形民俗文化財に指定され、約200年以上の歴史をもち、博多祇園山笠や小倉祇園太鼓と共に「福岡県・夏の三大祭り」として全国から多くの人が訪れます。一番の見どころは、戸畑衹園大山笠競演会です。 高さ10メートル、その数309個という提灯で彩られる “提灯大山笠”が最大の見所となっており、その赤々と染まった大山笠を男衆60~100人が担いで練り歩く勇壮な姿に圧巻のスケールとインパクトです。