こんにちは、福岡カフェ会代表のうさみです。
イベンターとしてこれまで6000人以上の方とお話してきましたが、その中に「話していて楽しいな」「また話してみたいな」と思う人の共通点があります。
何だと思いますか?
トーク力ですよね?自分は話し下手だからそういう人にはなれません。
と言う人がいますが、実はトーク力は関係ないんです。
たしかにトーク力はあったに越したことはありませんが、それよりも今回お話しする3つのスキルがなければ、トップ営業マン並みのトーク力があっても「また話したい!」とは思われません。
たとえば、どんなに話が上手でも、全然興味ない話を長時間も聞かされたら苦痛ですよね。
ということで、この記事では「この人、話していて楽しい!」「また次も話してみたいな」と思われる人の3つの特徴について書いていきたいと思います。
相手の話の深堀りが上手い
1つ目の特徴は、「相手の話の深堀りが上手い」ということです。
たとえば、会話の中で相手が、
私は読書が趣味で、先日、○○という本を読みました。
と言ってきたとします。
○○が聞いたこともない本で、「正直そんなに興味ないな~」という場合、あなたならどう答えますか?
深堀りができない人は、「へ~そうなんですね」で会話が終わってしまいます。
一方で深堀りが上手い人は、
へ~そうなんですね!そんな本あるんですね。どんな内容だったんですか?
というように、次の会話につなげるような問いを投げかけます。
続いて相手側から、
○○という内容で、とても感動しました
と返ってきました。
深堀りできない人は、「そうなんですね…」で終わります。笑
深堀りが上手い人は、
そうなんですね、面白そうですね!私は活字の本を読むのが苦手なんですけど、こんな自分でも読めますかね?何ページぐらいありますか?
と答えます。
要するに、深堀りが上手い人というのは、会話を質問で終わっているんですよね。
「そんなこと言われても質問が思いつきません」
という方もいると思いますので、会話を広げるためのコツをお教えします。
それは、「頭の中で連想ゲームをする」という方法です。
先ほどの「本」を例にしますと、本から連想されるのは、
- どういう内容なのか?
- 読みやすいか?
- 何ページあるのか?
- フィクションか、ノンフィクションか?
- いくらなのか?
- どこに売っているか?
最低限、このぐらいは連想できると思います。これで沈黙は避けられますし、相手が聞いてほしい質問が出来れば、「この人と話して楽しい!」と思ってもらえます。
ちなみに僕は、「頭の中でマインドマップを作る」という方法を使っています。
マインドマップとは、トニー・ブザンさんという方が提唱した思考・発想法の一つで、自分の考えを絵で整理する方法です。
こんな感じです↓
マインドマップで参考になる本を貼っておきますね。
「相づち」や「うなづき方」が上手い
2つ目の特徴は、「相づちやうなづき方がうまい」ということです。
よく使われる相槌には、「そうですか」「なるほど」「へー」などがありますが、これだけでは不十分です。相手側は話していて楽しいと思ってくれません。
有名な相づちに、相づちの「さしすせそ」というものがあります。
「この人と話して楽しいな~」と感じる人のほとんどが使っている相づちです。
それは、
- さ…「さすがですね!」
- し…「知りませんでした!」
- す…「すごいですね!」「素敵ですね!」
- せ…「センスがいいですね!」
- そ…「そうなんですね!」
この5つです。
そうなんですね、知りませんでした!勉強になります。もっと教えてください!
って言われると相手は優位に立っている感覚になるので、「この人は話しやすい」「もっと話したい!」と感じてくれます。
また、うなづき方も会話においてとても大事な役割を担っています。
たとえば、小刻みにうなづくと、深い共感を示すことができますし、深くうなづくと理解していることを示すことができます。
ただ、相手の話をうなづいて聞いているだけでも、相手側は「この人、話しやすい!」となりますので、できてない方はぜひやってみてください!
自分の話が少ない
3つ目の特徴は、「自分の話が少ない」ということです。
話しやすいと感じる人をよく観察していると、自分の話が非常に少ないんですよね。相手に話させるのが上手いんです。聞き上手なんです。
一方で、「この人、話しにくい」と感じる人は、自分の話が非常に多いのです。
相手が話をしているときでも、
「そうですね、私の場合は…」
「いや、でも僕は…」
というように、最後まで聞かずに自分の話題を持ち込もうとします。皆さんのお友達にもこういう人いませんか?笑
自分の話ばかりしてしまう人は、他人にあまり興味がないんですよね。
相手が話しているときでも、自分に意識が向いてしまっているため、次に何を話そうか考えているのです。
なので、相手の話をさえぎってしまい、会話のキャッチボールがうまくいかないということが起きてしまうわけなんです。
話しやすい人というのは、相手の話を100%聞いて、質問されたときに自分の話をします。
「あ、私、最後まで話聞いてないかも」と思った方は、相手の話を最後まで100%聞いてみてください。それだけでも「この人、話しやすい!」と思ってもらえますので^^
まとめ
いかがでしたか?
「この人とまた会いたい!」「この人話しやすい!」という人の特徴を3つ挙げました。
- 相手の話の深堀りが上手い
- 「相づち」や「うなづき方」が上手い
- 自分の話が少ない
この3つです。
トーク力は、意外にもプラスαのスキルなんです。絶対に必要というわけではありません。
人見知りの方でも、今日お話したことを意識すれば、おしゃべりな人よりも「また会いたい!」と思われる人になれますので、ぜひ試してみてください!