こんにちは!福岡カフェ会代表のうさみです。
カフェ会には県外から転勤や旅行で来られた方がよく参加されます。
そういうときに盛り上がる鉄板ネタというのがあり、それは方言ネタなんです笑
以前、“方言縛り(地元の方言で会話をしないといけない)のカフェ会”を企画したことがあります。
参加者の中には、訛りがひどくて何言ってるか全然わからないぐらい人もいたり、「え、これ、方言だったの!?」というのもあったり、過去最高に盛り上がりました。笑
方言って難しいですよね。田舎にいくと、通訳の人を呼びたくなる瞬間もありますよね(笑)
ちなみに、北九州出身の私、うさみは、大学時代は東京で過ごしたのですが、東京の人にとっては北九州弁は理解できないみたいで、意思疎通がうまくいかないことも多々ありました。
というわけで、今日は、東京で通じなかった北九州弁を12個ご紹介したいと思います。
今後、東京に行く機会がある方は参考にしてみてください!
「なんち?」
まず一つ目、「なんち?」。
意味わかりますかね?
北九州の人ならわかると思うんですが、意味は「何て言ったの?」ですね。
東京の友達に、
「え、なんち?」
って言ったら、20秒ぐらい沈黙があり、変な空気になりました笑
以降、二度と使いませんでした。
「携帯なっとーよ」
まさかこれが通じないとは思いませんでした汗
「納豆?は??」
って言われました(泣)
福岡の皆さんならお分かりだと思いますが、意味は「携帯が鳴っているよ」です。
「~してるよ」を北九州の人は「~しとうよ」って言うことがあるのですが、これも通じないみたいですね。。
「これ、なおしとって」
これは有名ですよね。
標準語では、「治療する」とか「修理する」の「治す」という意味ですが、北九州では「片付ける」の意味で使うことが多いです。
「これ、なおしとって」は「これ、片づけておいて!」という意味です。
これも東京の人はわからないみたいでした。。
「(今)なんしよん?」
これも通じなったんですよね~~
意味は、「今、何しているの?」です。
LINEで「なんしよん?」って送ったら、既読スルーでした(笑)
「嫌われたのかな~(泣)」と思ったら、意味がわからなかったみたいです。。
北九民同士であれば、「なんしよん?」って聞かれたら、「なんもしとらんよ(or なんもしよらんよ)」ですよね~
そうです。基本、北九州の人はみんな暇なんです。遊びにいくところがあまりないので。。
「ぞろびいとーよ」
これは全く通じませんでしたね。。汗
「何かの呪文かと思った」って言われました。んなわけないやん。笑
「ぞろびく」+「しとーよ(してるよ)」で「ぞろびいとーよ」です。
意味は、「すそが長いズボンを地面にすらして移動してるよ」のことですね。
というか、他に何て言うんですかね?
「とっとってくれたと?」
意味は、「取っておいてくれたの?」です。最後の「と」は「ん」になることもあります。
外国の人と話しているような顔でこっち見てましたよ(泣)
東京が嫌いになりそうでした。。笑
「だいじょばん」
「大丈夫?」って聞かれたら、「だいじょばん」ですよね~笑
意味はもちろん、「大丈夫ではない」です。
なぜか爆笑されました。
「しきらんけ、しとって」
北九州では「~しきらん」は「~できない」という意味で、「~け」は「~だから」という意味です。
なので、意味は「できないから、やっておいて」です。
あるとき、大学の授業で、次の日に提出しなければならないグループ課題が出たんですよね。
理系と文系(私)で分かれて行う課題だったのですが、理系の子に理系範囲を「しきらんけ、しとってね~」って言ってたはずが、全く通じてませんでした。笑
うそん。単位落としたやん。
「たわんわ」
「たう」が「(手が)届く」という意味なので、「たわん」は「(手が)届かない」です。
「たわんわ」は「手が届かないよ」ですね。標準語の違和感が凄いです(笑)
同じゼミの、身長が低い女子に「この棚の上の資料とって」って言われたんですが、僕の身長でも全然届かない距離だったんですよね。
「無理やね~、たわんわ~」って言ったら、にわか面を付けたような顔でこっちを見てました。思わず吹き出しました笑
「~ごとある」
「~みたいだ」とか「~のようだ」といった意味です。
北九州の人は当たり前のように使うので、標準語だと思っていたんですが、違ったみたいです。。
ゼミ生で集まって研究課題をしていたときに、
「ゼミの課題が全然終わらんけ、帰れんごとある」
って言ったことがあったんですが、まるで通じませんでした。笑
意味は、
「ゼミの課題が全然終わらないから、帰れないよー」
みたいな感じです。
「さんのーがーはい」
大学3年生の時のゼミで、卒業生の集合写真を撮るということで、カメラマンを任されたことがありました。
「は~い、卒業生の先輩方、撮りますよ~、並んでください~。さんのーがーはい!(パシャ)」
といつものように撮ったわけですが、どういうわけか卒業生の先輩方がそろって、お笑い芸人のようにズッコケてました。
どうやらタイミングがわからなかったようです。笑
子供のころから、写真をとるときや重いものを一緒に持つときなどに、「さんのーがーはい」という掛け声を使っていたんですが、調べてみるとこれも北九州弁なんだそうです。
全国共通の掛け声だと思っていました。。
確かに、よく考えてみると、「さんにーいち、はい」ならわかりますが、「さんのーがーはい」って意味わからないですよね。笑
先輩方、ごめんなさい笑
「ばりやばいばい」
ばりやばいばい。
文字で見ると、「ばりやばいばい」ですね笑
北九州の人なら普通に言いますよね~
「ばりやばいばい」=「ばり」+「ヤバい」+「ばい」
なので、意味は「とてもヤバいよ」ですかね。笑
標準語で言うとなんか恥ずかしいですね(汗)
東京で「ばりやばいばい」って言ったらもう最後。大爆笑して真似してきますよ。
次の日から会うたびに「ばりやばいばい」って言われます。笑
おかげで東京が嫌いになりましたよ。はい。
北九州の人は要注意ですね。泣
おまけ
僕は北九州出身ですが、家が転勤族だったので、小学校の10歳ぐらいまでは関東にいました。
それから北九州に戻ってきたわけですが、北九州の人の第一印象は、めちゃくちゃ怖い、でした。
話しているだけで、怒られている感覚だったんですよね。
「~しよんかちゃ!」
「~っちいいようやん」
とか、「ちゃっちゃ、ちっち」言うし、関東じゃありえない口調だったんです。全員、不良に見えてました笑
学校の先生が怒るとマジで怖かったですもんね。震え上がってました。笑
「しゃーしーわ!!きさんら、ぶちくらすぞ!」
とか物凄い形相で言うんですよ(汗)
しゃーしー?くらす?一緒に暮らすのか!?
と毎日、ビクビクしながら生きてきたわけですが、あれから15年、完全に染まり、怖い怖い北九民になりましたとさ、めでたしめでたし。